リビングに子どものスペースはいつまで?仕切りの仕方や学習スペースは必要かを紹介

子どものリビングスペースは、実は小学校中学年ごろから見直しを始める家庭が多いんです。
わが家もリビングに子どものスペースをつくっていましたが、成長とともに悩みも出てきますよね。
「もう片づけていいの?」「勉強はどこでさせる?」と迷うことも多く、試行錯誤の連続でした。
兄弟がいるとスペースの分け方にも工夫が必要で、親としても柔軟な対応が求められますよね。
さらに、子ども自身の希望や自立心の育ち具合も重要な判断ポイントになりますよ。
この記事では子どもの成長段階に合わせたスペースの見直し時期や、仕切りのアイデアをご紹介します。
リビング学習の体験も交え体験談を交えてお伝えし、スペースづくりに迷う方への参考になれば嬉しいです。
リビングに子どものスペースはいつまで?

リビングに子どものスペースをつくるメリットはたくさんあります。
特に、未就学児のうちは目が届きやすく、おもちゃを広げても安心な場所として大活躍しますよね。
私自身も、子どもが3歳の頃からリビングにおもちゃ棚と小さなプレイマットを設置していたんです。
小学校に入学してからは学習のためのスペースも必要になり、スペースの使い方を見直すことにしました。
一般的には、小学校中学年(3〜4年生)を過ぎる頃から子どもの自立心が育ってくると言われています。
その頃から、リビングから子どもスペースを減らしていく家庭が多いようです。
私も、5年生になった娘の希望でリビングから勉強机を子ども部屋へ移動しました。
結果的に、子ども自身の「自分の空間」ができたことで、自立心もアップしたように思います。
リビングに子どものスペースが必要か迷うときは、年齢や生活スタイルに応じて判断するのがおすすめです。
リビングに子どものスペースをつくるときの仕切りの仕方

リビングに子どものスペースをつくるときの仕切りは、圧迫感を出さずに空間を区切る工夫がポイントです。
わが家では、低めのカラーボックスを使って仕切っていました。
収納もできるし、視線を遮りすぎないのでリビングにぴったりでしたよ。
また、成長に合わせて柔軟に使えるよう、キャスター付きのパーテーションも活用していました。
来客時にはさっと位置を変えたり、空間の印象を変えられるのでとても便利でしたよ。
ほかにも、ジョイントマットで床の色を変えるだけでも「子どものスペース」が明確になりますよ。
子供たちも、自然と片付ける習慣が身につきました。
リビングに子どものスペースを仕切るときのおすすめ
✅ラグやカーペットでゾーン分けする
- 床の色や柄を変えるだけで、自然にスペースの区切りができる
- インテリアの統一感を保ちながら仕切ることが可能
💡効果
- 視覚的に「ここは子どもの場所」とわかるため、お片付けの習慣づけにも役立つ
- 家具を増やさず仕切れるので、狭いリビングにも取り入れやすい

✅背の低い家具を活用する
- ロータイプのカラーボックスやチェストで空間をゆるやかに仕切れる
- 圧迫感が少なく、視線が抜けるのでリビングになじみやすい
- 収納としても活用でき、実用性が高い
💡効果
- リビング全体の開放感を保ちながら、子どもが自分のスペースとして認識できる
- おもちゃや学用品を収納すれば“片づけ=ここへ戻す”習慣がつく

✅キャスター付きや折りたたみ式の仕切りを使う
- 移動や配置がしやすく成長に合わせて柔軟に対応できる
- 来客時の目隠しや、遊び場から学習スペースへの切り替えにも便利
💡効果
- 子どもの成長やライフスタイルの変化にあわせて簡単にレイアウト変更できる
- 使わないときは折りたたんでスッキリ収納できる

リビングに子どもの学習スペースは必要?作り方は?

「リビングに子どもの学習スペースは必要なのか」と悩んだことありませんか?
これは、家庭の方針や子どもの性格によっても大きく変わります。
わが家では、小学校1〜3年生の間はリビング学習が中心でした。
親の目が届く環境にあると、自然と勉強の習慣が身につきやすくなるものですよ。
リビングに子どもの学習スペースをつくるときに気をつけたのは、勉強モードになれるような環境づくりです。
我が家でしていたリビング学習の工夫とその効果
- 食卓とは別の小さな机を用意
→ ダイニングテーブルでの食事と勉強を分けることで、気持ちの切り替えがしやすくなった
→ 子ども自身が「勉強の場所」と認識しやすく、学習習慣が定着しやすかった - 文房具や教科書はまとめて収納ボックスへ
→ 必要なものがすぐに取り出せるので、勉強を始めるまでの準備がスムーズになった
→ 勉強が終わったらまとめて片づけられ、リビングが散らかりにくくなった - テレビはなるべく消す
→ 音や映像の刺激が減り、集中力が続きやすくなった
→ 家族全体の「学習タイム」への意識も高まり、一緒に過ごす時間の質も上がった
一方で、子どもが4年生になると「自分の部屋で集中したい」との希望が出てきました。
そのため、リビングの学習スペースは卒業することにしたんです。
リビングに子どもの学習スペースをつくる場合は、柔軟な設計がポイントになります。
まとめ

- リビングに子どものスペースは小学校中学年ごろから見直しを始める家庭が多い
- リビングの仕切りには低い家具やカーテン、マットなどで工夫すると圧迫感が少ない
- リビングに子どもの学習スペースは、主に低学年の間に有効
子どもの成長にあわせて、リビングの使い方もどんどん変わっていくと実感しています。
仕切りには圧迫感の少ない工夫がポイントで、リビング学習は低学年のうちが効果的でした。
とはいえ、正解はひとつではなく家庭ごとの悩みや工夫があるのも自然なことですよ。
この記事を読んでくださったあなたにも、わが家の体験がヒントになれば嬉しいです。
生活スタイルやお子さんの性格に合わせて、無理のないレイアウトを見つけていきましょう。
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