コープの出資金は毎月払うの?支払方法も解説
将来のために投資やコープへ出資したいが、「家計への負担」が心配で行動できず悩んでいませんか。
しかし、コープでは出資金を毎月払う必要は、ほとんどありません。
私も、ポイント投資や株に手を出したことがありますが、利益が出なかったり、リスクがあったりしました。
そのため、お金が減るリスクを考えて、挫折してしまった経験があります。
みなさんも、できるだけリスクを避けつつ、少しでも将来のためにお金を貯めておきたいですよね。
そこで、今回の記事では、コープの出資金は毎月払う必要があるのかと支払い方法について紹介します。
また、出資金を増資する場合のメリットとデメリットも紹介するため、ぜひ読んでください。
コープの出資金は毎月払う必要がある?出資金とは?
コープに加入したくても、毎月の出費が増えてしまうと辛いですよね。
ここでは、出資金は毎月払う必要があるか、出資金とは何なのかについて紹介します。
出資金は毎月払わなければならないのか
コープの出資金は毎月払う必要は、ほとんどありません。
出資金を毎月払う必要があるのは、生活クラブと自然派くらぶ、グリーンコープの3つのみです。
しかし、出資金は加入時には絶対払う必要があります。
出資金は加入するコープによって変わってきますが、だいたい1口500円から2000円くらいです。
大まかな具体例は下記になります。
コープ名 | 対象エリア | 加入時の出資金 | 加入後の出資金 |
コープさっぽろ | 北海道 | 1口1000円~ | 任意 |
コープみらい | 千葉、埼玉、東京 | 1口500円~ | 任意 |
京都生活協同組合 | 京都 | 1口500円~ できる限り4口2000円以上 | 任意 |
広島生活協同組合 | 広島 | 1口1000円~ | 任意 |
エフコープ生活協同組合 | 福岡 | 1口1000円~ | 任意 |
このように、加入後の出資金は自分で決められるため、無理をすることはありません。
コープによってサービス内容や出資金が異なるため、自分に合うコープに加入しましょう。
出資金とは
そもそも、出資金とは何なのか気になりますよね。
出資金とは、コープ(生活協同組合)に加入する際に、必ず払う必要があるお金のことです。
出資金は、コープが運営するために使われ、運営するための源になります。
つまり、出資金を払うことで組合員になることができ、さまざまなサービスを利用することが可能なのです。
サービスの例とあげると、宅配や店舗、CO・OP共済、福祉・介護などがあります。
コープの出資金の支払い方法
コープの支払い方法は、組合員に加入するときと加入した後で異なるため注意が必要です。
まず、組合員に加入するときの支払い方法は下記になります。
- お店で加入する場合:レジで支払う、各店舗のサービスコーナーで支払う
- 担当者から直接加入する場合:現金払い
- Webで加入する場合:現金払い、クレジットカード
加入するときの支払い方法は、場所によって異なることため、自分に合った方法で加入しましょう。
お店で加入すると、担当者から直接加入する場合よりも、詐欺などに一番引っ掛かりにくいためおすすめです。
また、組合員に加入した後の支払い方法は、指定口座からの引き落としのみになります。
毎月20日に締めで、翌月5日に指定口座から引き落としされる仕組みです。
コープの出資金の増資のメリットとデメリット
最後に、コープの出資金の増資のメリットとデメリットを紹介します。
増資とは、出資金を増やすことで、メリットもデメリットもあるため知っておくと役立つでしょう。
まず、増資のメリットは下記になります。
- 銀行よりも多い配当が得られる
- 少ない金額でも出資できる
配当とは、出資金をコープ側に支払い、利益が出た場合に還元されることです。
銀行の場合は、普通預金で0.01%以下のケースが多く、配当も多くありません。
しかし、コープの配当率はコープや年度によって変わりますが、0.2%~0.7%もらえることもあります。
仮に、年間12000円の出資金を払い、配当率が0.3%だった場合
12000円×0.3%=36円
ここから、所得税(20%)と復興特別所得税(0.42%)が引かれます。
36−(36×20.42%)=28円(1円未満切り捨て)
つまり、10年間条件が変わらなかった場合280円の利益になることがわかります。
→所得税や復興特別所得税は所得が3,300,000円 から 6,949,000円までの場合です。
今回は、条件が変わらなかった場合を仮定した結果のため、あくまでも参考程度にしてください。
また、増資をする場合、1口100円からできる増資もあり、初心者でも気軽に始められるためおすすめです。
次に、知っておいたほうがいいデメリットは下記になります。
- 配当が出ない場合がある
- 出金に時間がかかってしまう
配当が出ない具体例をあげると、不景気でお店の利益が少ないときや倒産した場合などです。
特に、倒産した場合は、銀行と違って「元本保証」ではないため資産が戻ってこないケースがあります。
「元本保証」とは、運用した結果にかかわらず、投資に充てた金額が減らないよう保証されていることです。
また、手元に出資金を戻したい場合、コープを退会するか出資金の減資をしなければなりません。
こうした場合は、書類の記入が必要なうえ、出金までに数か月かかることがあるため注意してください。
まとめ
- コープの出資金は毎月払う必要はほとんどないため、家計への負担が少ない
- コープの出資金の支払い方法は、加入する場所によって変わる
- コープへの出資金の増資にはメリットもデメリットもある
今回の記事を通して、コープへの出資金は毎月払う必要があるのかと心配していた人も参考になりましたね。
コープでは、「相互に助け合い、組合員の生活を豊かにする」ことを目的としています。
そのため、出資することでサービスを利用でき、助け合いにもなり、家計への負担も少なくて済むのです。
また、銀行よりも多くの配当があり、少しの出資でも自分や家族のための将来への投資になります。
みなさんも、将来への投資として、コープへの出資を検討してみてはいかがでしょうか。
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