パズルは何歳から?100ピースは何歳?月齢ごとのおすすめを紹介
子育てをしていて、わが子にパズルをさせたいが、「パズルは何歳からできるのか」と悩んでいませんか。
結論から言うと、パズルは、1歳ぐらいから始められます。
私の親戚の子も、1歳ぐらいから始めて、3歳になるころには、100ピースのパズルができるようになりました。
しかし、いきなり100ピースのパズルができるようになったわけではありません。
大切なことは、何歳から始めるかではなく、ピース数が少なくても経験を積むことです。
そこで、今回の記事では、パズルは何歳から始められて、100ピースは何歳くらいでできるのかを紹介します。
また、パズルの月齢ごとのおすすめを紹介するため、ぜひ読んでください。
パズルは何歳から始められる?
パズルは1歳ぐらいから始められます。
1歳になるまでに始めることも可能ですが、パズルをする上で重要なことは、「形を認識できるか」です。
私は、大学のとき、発達心理学の講義を受けていて、乳児の顔や形の認識能力についても勉強をしました。
そのときの講義で、乳児が顔や形を認識できるのは、生後5ヶ月~6ヶ月と習ったのを覚えています。
つまり、1歳ぐらいであれば、形の認識能力も発達しているためパズルをすることが可能です。
もちろん、発達には個人差があり、この時期に必ず始めなければならないというものでもありません。
そのため、子どもに合ったタイミングで始めるようにしましょう。
パズル100ピースは何歳でできる?
では、100ピースは何歳からできるようになるのでしょうか。
パズルをするのが初めての子なら、6歳ぐらいで、経験豊富な子だと、3~5歳でできてしまうこともあります。
しかし、いきなりピース数の多いパズルに挑戦することはおすすめしません。
大人でも、いきなり1000ピースのパズルをするのは、難しく躊躇してしまいますよね。
子供も同じで、ピース数が少ないものから挑戦して、成功体験を積んでいくことが大切です。
また、慣れている子でも最初は、大人と一緒にパズルをすると良いでしょう。
私の親戚の3歳の子も、通常サイズの100ピースのパズルを、よく両親と一緒にやっています。
つまり、100ピースのパズルができる年齢は、経験値によって変わってくることがわかりますね。
パズルで月齢ごとのおすすめを紹介
最後に、月齢ごとにおすすめのピース数を紹介します。
どんなパズルを何ピースから始めるべきか具体例がわかるため、ぜひ参考にしてみてください。
生後6ヶ月~生後12ヶ月
1歳未満の乳児におすすめのパズルのピース数は、下記になります。
- 型はめパズル:1~2ピース
- 板パズル:2~8ピース
型はめパズルとは、穴の形にぴったりのピースを合わせるもので、さまざまな形があります。
初めて、パズルに挑戦する場合は、丸や三角形の簡単な型はめパズルがおすすめです。
慣れてきたら、アルファベットや動物など複雑な形のものに挑戦すると良いでしょう。
また、板パズルも型はめパズルと同じように、少ないピース数から挑戦するのがおすすめです。
0~1歳だと、なめたり、誤飲したりする可能性があるため、ピースが大きめのものを選んでください。
紙製のパズルは安いですが、子供がなめたり、かじったりすること考えると木製のものの方が良いです。
生後12ヶ月~生後24ヶ月
2歳までの子におすすめのパズルのピース数は、下記になります。
- ジグゾーパズル:4~16ピース
- 板パズル:9~50ピース
- キューブパズル:4~9ピース
ジグゾーパズルは、外枠があるものを選んであげると、ヒントになるため遊びやすいです。
しかし、ピース数が多すぎると誤飲の原因になってしまうため、注意しましょう。
板パズルも、1歳未満の時に比べたら、ピース数が多いものに挑戦可能です。
また、キューブパズルというものもあり、角が丸くなっているため子供も安全に遊ぶことができます。
このキューブパズルは、動物やキャラクターなどが書かれていて、積んで遊ぶこともできるためおすすめです。
生後24ヶ月~生後36ヶ月
3歳までの子におすすめのパズルのピース数は、下記になります。
- ジグゾーパズル:25~100ピース
- 板パズル:50ピース~
3歳になるころには、形の違いをはっきり認識できるようになり、ある程度ピース数が増えても大丈夫です。
最初は、ラージサイズのものから始めて、ピース数が多い場合は、大人が手伝ってあげると良いでしょう。
また、キャラクターや動物など、子どもが興味のあるデザインを選んであげるのがポイントです。
生後36ヶ月以降
3歳以上におすすめのパズルのピース数は、下記になります。
- ジグゾーパズル:100ピース~
- 日本地図パズル:47ピース~
3歳以上になると、ジグゾーパズルが100ピース以上でもできる子が増えてきます。
特に、経験が豊富な子は300ピース以上できることもあり、驚きですよね。
また、5歳以上になってくると、日本地図など複雑で難しいものもできるようになり、勉強にもなります。
まとめ
- パズルは1歳ぐらいからできる
- 100ピースのパズルができるかは、経験の有無で変わったり、個人差があったりする
- 年齢が上がっていくにつれて、できるピース数が増えたり、複雑なパズルもできるようになったりする
今回の記事を通して、パズルは何歳からできて、どんなパズルがおすすめかわかりましたね。
ピース数を決めるときは、「パズル経験があるか」や「難易度」によって決めると良いでしょう。
パズルをするメリットは、集中力が身についたり、手先が器用になったりすることです。
さらに、パズルを通して成功体験を得ることで、子どもの自己肯定感が高まり、子どもの成長につながります。
何歳からパズルができるのか、何ピースから始めたらいいか分からなかった人は、参考にしてみてください。
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