一歳の愛情不足のサインを見逃さないで!対処法を解説

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皆さんは一歳の愛情不足のサインがなんだか分かりますか?なかなか一歳での愛情不足サインは見つけにくいですよね。

一歳の愛情不足のサインは「親以外の人間に甘えること」です。

私は子育て支援の研修を受け、さまざまな年齢の愛情不足のサインを学んできました。

人格の土台はだいたい三歳くらいに形成され、10歳くらいまでに確定するといわれています。

そして、人格形成に一番重要なことは「人から愛されている」という実感や、「自分は必要とされている」と感じることです。

子どもはわずか三歳で人格形成が始まります。そこから7年経ただけで人格が確定されてしまうのです。

まだ子ども一歳になったばかりだから大丈夫。まだ赤ちゃんだから心配ない。

そんなことはありません。生まれたときからお子さんは既に愛情を求めています。

この記事では子どもの愛情不足のサインを見逃さない対処法をお書きしております。皆さんぜひ参考にしてみてください。

一歳の愛情不足のサインとは?

皆さんは愛情不足のサインとしてまず何が思いつきますか?私は今現在児童クラブ(学童保育)に努めていますがお家での生活が不安定の児童は決まって膝に乗り甘えてきます。

甘えるのが愛情不足なの?と思った方もいると思います。

ここで重要なのは「親以外の人間に甘える」ということです。

お迎えにくる家族が来ても帰ろうとする素振りがありません。そして「家族を拒絶」し「困らせることをわざと」します。

それは小学生だけの愛情不足のサインではありません。一歳から出てくる愛情不足のサインになります。

一歳のお子さんのことをここでは乳児と呼ばせていただきます。

乳児はまだうまく言葉が発することが出来ず態度でしか愛情不足のサインを表すことが出来ません。

では上に書いたものを詳しく説明させていただきます。

①親以外の人間に甘える

これは親からの愛情を他の人から補うとする行為です。補うだけではなくその他の人の愛情も独占しようとしてきます。例えばお気に入りの幼稚園の先生が他の乳児に構うことを極端に嫌がります。

②家族を拒絶する

本来ならお母さん、お父さんを心の拠り所にしそこは安全な場所なんだと乳児は自覚します。

愛着関係がうまく行かずに成長してしまうと自分の安心できる心の拠り所がなくなります。そのため安全ではないと認識し家族を拒絶します。

③困らせることをわざとする

親の目を引こうとしわざと困らせることをします。

これは愛情確認の「試し行動」と言われています。

これは大きくなったから自然に消滅するというものではなく、親の愛情が確認できるまで、形を変えて表現されます。

大人になっていくと友達や恋人にも同じことをしてしまいます。

愛情不足が加速するとストレスで自分を傷つけてしまうことがあり、自分の髪の毛を引っ張ったり爪を噛んだりしてしまいます。

中には寂しさを伝えられないストレスで熱、下痢、嘔吐と体に出てきてしまうこともあります。

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一歳の愛情不足を解消するための対処法

愛情不足を解消するための対処法を紹介していきます。

先日このような研修を受けてきました。人と人とのコミニケーションにおいて必要な情報はどこから取り入れるのか?

人と人とのコミュニケーションにおいて、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則をメラビアンの法則と言います。

言語情報はなんとたったの7%です。それは大人も乳児においても同じです。

ここで1番大切な視覚情報とはなにかご説明しますね。

視覚情報はその字の通りです。笑った顔や怒った顔、悲しい顔を視覚で判断します。

想像してみてください。嬉しいときに怒った顔なんてしないですよね?乳児は視覚でお母さん、お父さんの感情を読み取ります。

テレビを見ながら、スマートフォンを操作しながらの育児では表情が見えず乳児もお母さん、お父さんが何を考えているか分からず不安になります。

接するときは目を見て乳児に自分の表情を見せてあげましょう。この行動が55%の情報を与えていることを忘れてはいけません。

笑っている顔ももちろんですが、怒っている顔も乳児は情報として頭に入っていきます。

視覚情報と合わせたいのが聴覚情報とスキンシップになります。

スキンシップでは幸せホルモンのオキシトシンが分泌されます。

聴覚情報では聞き慣れている言葉から伝えていきましょう。

一時間に一回程度、乳児の目を見ながら優しく抱っこしてあげてみてください。

そのときに「大好きだよ」という言葉も囁いてあげるのも効果的です。

10~15分ほどで子どものオキシトシン分泌量がピークになり、その後しばらくは触れなくても大丈夫です。

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愛情不足のサイン二歳と三歳は?

上記では乳児の愛情不足のサインを伝えましたが、二歳と三歳の愛情不足のサインも乳児と大きな3つのサインは変わらないです。

言葉が話せるようになった分、感情を表すことが出来るので乳児よりサインには気付きやすいです。

ここでは二歳児、三歳児のことを幼児と呼ばせてもらいますね。

乳児とは違った幼児ならではのサインを説明していきます。

①二面性になる

お家ではとてもいい子に過ごしているのに幼稚園でお友達や先生にひどい言葉や手を出してしまうことがあります。こちらはいい子症候群と呼ばれるものです。

お家以外での過ごし方を注意し見守ってあげてみてください。

②色彩感覚が乏しい

塗り絵やお絵描きを覚え色鉛筆やクレヨンに触れることが多くなります。

ここで注意したいのは「黒」を他の色より使うことです。色彩心理学では黒色は恐怖や不安の色だと言われています。

絵は心の本音が出ると言われています。あそびの中で絵画を取り入れてみましょう。

あそびの中で絵画を取り入れることによって色が正しく見えているかの確認も出来ます。

近年では「色弱」「色盲」と言われる生まれ持って色が分かりにくい児童も多くいます。

今ではメガネで正しい色が見えるようになるのでそちらも確認してみてください。

③怒りっぽくわがままになる

感情制限がうまく出来ずわざと困らせるようなことをしてしまいます。

上記に書いた幸せホルモンのオキシトシンが足りなくなり考え方や気分が悪くなってしまいます。スキンシップを多めに取り対処してみてください。

まとめ

  • 一歳からの愛情不足のサインの見抜き方は親以外の人間に甘えること
  • 家族を拒絶すること
  • わざと困らせることをしてしまうこと
  • 視覚でのコミニケーションとスキンシップ
  • 二歳からはあそびの中での愛情不足サイン

いかがでしたか?愛情不足のサインというのはほんの些細なことから見えてきます。

しかしお母さん、お父さんが悲しい顔やつらい顔をしているのが一番子どもにとっては悲しいことです。

もしかしたら愛情不足なのかも…と不安になるときもあると思います。

子どもが一番に求めているものはお母さん、お父さんと安心して楽しく過ごせる時間です。

少しでもこちらの記事が参考になると嬉しいです。

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子育て

Posted by rekku