1歳の食事量を写真付きで紹介!食べすぎや少ないなどの目安

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今回は、幼児食に移る前の1歳の赤ちゃんの食事量に注目して、まとめていきます。

赤ちゃんを育てていて、その時にどれくらい食事量を与えたらよいの?と悩むことがありますよね。

1歳~1歳6ヶ月の赤ちゃんはどれくらい食べるとよいのでしょうか。

離乳食でもずいぶん食べられるような時期になっていて、だんだん噛む練習もしていかなくてはなりません。

何となくこれくらいあげるのかなと考えてはいますが、よく分かりませんよね。

1歳といっても、離乳食を食べる1歳から1歳6ヶ月前後の離乳食完了までの時期を対象として紹介していきます

1歳半からは幼児食と変化していきますので、それまでの期間としての食事として考えてください。

それでは1歳からの食事について見ていきましょう。

1歳の食事量の1回分を写真付きで紹介

1歳(1歳0ヶ月~1歳6ヶ月頃)の食事は、1日朝昼夕3回の食事と、午前と午後の食事の間のおやつの2回が推奨されています。

1日3回を大人の食事に合わせた時間に取ると良いでしょう。

例えば、午前7時、午後0時、午後6時頃に食事で、合間の午前10時、午後3時頃におやつを与えるなどです。

ご家庭の事情を考えて、ある程度同じ時間に食べられるように生活リズムを作りましょう。

赤ちゃんが歯茎で噛むことができるようになったときに、離乳食の最終段階で食べる食事を紹介していきます。

1回分の食事量

1歳からはほとんどの食品を食べることができるようになります。

大人の食事からの取り分けも可能。

1歳0ヶ月~1歳6ヶ月の1回分の食事量

●炭水化物  軟らかいご飯・パン・うどん・ジャガイモ・マカロニ・パスタ・小麦粉類

 例)軟らかいご飯80~90g

●野菜・果物  刺激の強いものを除くすべての野菜や果物

 合わせて 40~50g

●たんぱく質  肉・魚 または 豆腐 または 卵 または乳製品を以下の量で

例)肉・魚なら 15~20g

 豆腐なら 50~55g

 全卵なら 1/2~2/3個

 乳製品なら 100g

※上記はあくまでも目安量であり、子どもの食欲や成長・発達に合わせて食事の量を変えてください。

大人の食事から取り分ける場合は、味をうす味にしましょう。

1歳からは、調味料として、マヨネーズやケチャップ、カレー粉や酢なども使用することができます。

食べすぎ・少ない

我が子は食べすぎではないか、もしくは食べる量が少ないのではないかと心配するお母さんは多いですよね。

子どもによっても個人差があるのでなかなか適正量というのがわかりません。

まずは母子手帳に載っている"発育曲線”に我が子に身長と体重をあてはめてみてみましょう。

現時点の身長と体重だけを見るのではなく、今までの身長と体重のグラフを見てみることが大切です。

この成長曲線のグラフの傾きが、体重増加のカーブが急激に右肩あがりでないかを確認してみてください。

成長曲線のふつうの範囲内に入っていて、現在の体つきにも問題がなければ食べる量に問題はありません。

もし、成長曲線から大きく外れていたり、体重のグラフが急激に増加している場合は、いま食べている量が多すぎると考えられます。

その場合は、おやつをまず減らして様子をみましょう。

あまりにも成長曲線から外れているようでしたら、その区市町村の保健師さんに相談してみることをおすすめします。

体つきに問題がなく、食事のバランスがとれているようでしたら今のままで問題ありません。

ご飯などの主食だけをおかわりすることは栄養バランスがくずれるので、出した食事を全部食べ終わってからおかわりするようにするとよいです。

逆に、食べる量が少ない場合については、お子さんが何で食べない理由を考えることが重要です。

「この食べものは嫌い」と決めつけないで、子どもの立場になって食べない理由を考えてみましょう。

例をあげるならば、今の成長の時点では噛む力が足らないので、硬くて食べにくいということもあります。

食べものによっては、大人とは違った味覚や、その成長時点での舌触りや味、噛むときの音が苦手な場合もあります。

そのため、食べる量が少ない場合は、あまり思い詰めず、食べられるものを食べるようにしてみることから始めてみましょう。

また、家族が楽しく食べることのできる環境をつくることも大事です。

お母さんが怖い顔でガミガミ言って重苦しい雰囲気での食事は大人でも嫌ですよね。

“食べることは楽しいことなんだ”と子どもが思えることが何よりも大切です。

お母さんも思い詰めず肩の力を抜いて、子どもとの食事を楽しむようにしましょう。

「おやつ」は「お菓子」ではなく補食である

子どもは胃が小さいので、三度の食事だけでは必要なエネルギーや栄養がとりきれないので、おやつが必要になってきます。

ただし、"おやつ=お菓子”ではないことに注意しましょう。

おやつになり得る食材は以下のようなものがあります。

  • イモ類
  • パン
  • おにぎり
  • 果物
  • ヨーグルト・チーズ

子どもの栄養は、できるだけ食事・おやつから栄養がとれるような環境をととのえていきましょう。

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1歳の離乳食の大きさや固さは?

1歳の離乳食の硬さは指でつまんだときにつぶせる硬さになります。

この硬さは歯茎でつぶせる硬さで、子どもの食べやすい食べ物の硬さで、やわらかめの肉だんごやミートボールの硬さが目安。

大きさは、前歯でかじり取って歯茎で押しつぶせるくらい。

赤ちゃんにとっての一口大の大きさにしましょう。

ニンジンやジャガイモなどの根菜は加熱して8mm~1cmくらいの大きさに。

ご飯はやわらかめに炊いたものを与えてください。

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1歳の離乳食の献立を紹介

1歳の1回分の食事量を書いてきましたが、実際にはどんな献立を立てたらよいでしょうか。

どんなことに気をつけて献立を間が手いったらよいかを紹介していきます。

献立の立て方

1回の食事で「炭水化物・たんぱく質・ビタミンやミネラル類」の食材をいれましょう。

もし1回の食事ですべて入れられないようでしたら、1日3食の中でこのグループの食べものがとれるようにします。

食材の種類は1週間で色々な食材がとれていれば問題ありません。

1週間という範囲で色々な食材を出すように心がけるようにしましょう。

親としては色々な食感や味を経験してほしいと考えてしまいがちですが、無理をしないことが大切です。

野菜を今日一日で、玉ねぎしか食べられなかった日があっても大丈夫。

1週間トータルで考えて、色々な種類を食べることができていればOK。

朝の離乳食でたんぱく質がとれなかったら、昼や夜に入れてみましょう。

1回の食事のメニューにこだわらず、子どもが進んで食べられるようなメニューにすることが大切です。

調理方法は、焼く・炒める・煮る・一口大に切る・とろみをつける・あえるなどで考えてみると良いです。

また、栄養バランスを考えて、ちょい足しできる食材は、きな粉・粉ミルク・フォローアップミルク・かつおぶし・焼き海苔・ひじきなどがあります。

※お子さんがアレルギーがある場合は使用しないでください。

市販されている赤ちゃん用の栄養バランスを考えた食材に少し手を加えてみることで十分な食事にもなりますので上手く利用して献立を考えてみましょう。

献立の例

ある1歳の1日(朝・昼・夕・午前と午後におやつ)の献立の例です。

その子どもによって食べる量が変わってくるので、食べられる量を与えてください。

(例1)

朝 ごはん・みそ汁・かぼちゃ・オレンジ

午前おやつ チーズ

昼 そぼろごはん・みそ汁:野菜と鶏肉の炒め物・ヨーグルト

午後おやつ バナナ

夕 しらすごはん・みそ汁・豆腐のハンバーグ・さつまいも・ぶどう

(例2)

朝 食パン・にんじんと玉ねぎのスープ・ミートボール・ヨーグルト

午前おやつ チーズ

昼 ナポリタンスパゲティ・ハンバーグ・白菜と卵のスープ・オレンジ

午後おやつ マカロニきなこ

夕 うどん・肉じゃが・白菜のクリーム煮・ぶどう

また、大人用に作った薄味の食事を取り分けることもできるので、色々と試してみてみましょう。

1歳の食事のレシピ

1歳の食事のレシピを紹介します。

●肉じゃが

(材料)

  • じゃがいも 1/2個
  • にんじん 10gくらい
  • 玉ねぎ 20gくらい
  • さやえんどう 2枚
  • 豚ばら薄切り肉 15g
  • だし汁 1/16カップ
  • 砂糖 大さじ1/4
  • 水 2/3カップ

(作り方)

①じゃがいもと豚ばら肉はひと口大、にんじんは半月切り。さやえんどうは下ゆでをする。

②鍋に水を入れてじゃがいもとにんじんをゆでる。

③鍋の具材が少しやわらかくなったら、玉ねぎを加えてさらに煮る。

④豚ばら肉を加えて煮込む。

⑤煮込んでいる野菜にだし汁と砂糖と醤油を加えて弱火で煮込む。

⑥鍋の煮汁がほとんどなくなったら、お皿に移してゆでたさやえんどうをそえる。

●マカロニきなこ

(材料)

  • マカロニ 55g
  • きな粉 大さじ
  • 砂糖 大さじ1.5
  • 塩 少々

(作り方)

①マカロニをゆでて冷まし粗熱をとる。

②きな粉と砂糖と塩を混ぜたものをマカロニにあえる。

まとめ

  • 1歳の食事量は、炭水化物は80~90g、野菜・果物は40~50g、 たんぱく質は、肉・魚15~20gまたは豆腐50~55g または全卵1/2~2/3個
  • 身長と体重が成長曲線内なら食べたいものを食べても大丈夫
  • 1歳の食事の献立は楽しく食べられるものを考えよう

1歳~1歳6ヶ月の頃になると、離乳食も最終段階となって食べるものの幅が広がっていきます。

そのなかで、家族がみんな楽しみながら食べていきたいですね。

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