窓が固くて開かないときの対処法を解説!賃貸の場合はどうする?
ある日窓をあけようとしたら「窓が固くて開かない!」なんて経験はありませんか?
朝急いでいる時などの時間に余裕がないタイミングで窓が開かないと困りますよね。
実は窓が固くて開かない原因はサッシのゴミを取り除いて油で拭いてあげるだけでほとんどの場合よくなるんです!
もちろん窓自体の経年劣化ということもありますが、まずは雑巾やアルコール脱脂綿で掃除をしてみてくださいね。
ゴミやサビなどが溜まってしまい、建付けが悪くなった窓を無理にあけるのは窓枠を歪ましてしまう可能性もあるため注意が必要です。
この記事では、窓が固くて開かないときの対処法、その原因や賃貸の場合の対処法について詳しく解説します。
窓が固くて開かないときに考えられる原因
窓が固くて開かないときの原因は主に
- ゴミが詰まっている
- 窓枠がさびている
- 窓枠が歪んでしまっている
が原因となっていることがほとんどなのです。
この中でも特に多いのが1つめにご紹介した「ゴミが詰まっている」ことによる窓の開閉不良です。
吹きさらしにされている窓枠は砂ぼこりや小さなチリが日々溜まっていきます。
多少のゴミが溜まるだけであれば窓枠は開閉しますが、長年窓枠を掃除しないとゴミ同士が集まり固まってしまいます。そのようなときに窓が開かなくなってしまうのです。
掃除しても窓が固くて開かない場合は窓枠にサビが付いていたり、窓自体が歪んでしまっていることもあります。
もともと窓枠に使われているアルミサッシは金属の中でも非常にサビに強い金属です。
しかし、長年の結露やホコリ、チリが原因で窓枠はだんだんとさびてしまうため長い間掃除をしないと窓枠がさびてしまうのです。
また、どんなによい家でも築年数が経っていくと必ず歪みや傾きが生まれてしまいます。
家の歪みや傾きは地盤変動や木材などの劣化等多岐に及びます。
家自体が歪んだり傾いてしまうと窓枠も歪みや傾きが生まれてしまうのです。
窓枠の歪みは窓がスムーズに開閉できなくなるだけでなく場合によっては全く動かなくなってしまうこともあります。
窓が固くて開かない時の対処法
ここまでは原因を解説していきましたが、一体どうすれば窓がスムーズに動くようになるのでしょうか。
まずは「窓枠にゴミが詰まっている」場合について解説します。
窓枠にゴミやホコリが詰まっているとスムーズに開閉できません。
ゴミによって窓が固くて開かないときは一度窓枠を雑巾やアルコール脱脂綿、めんぼうなどを使って掃除してみるのがよいでしょう。
また、掃除したときはクレ5-56などの市販の潤滑油を少量窓枠につけると良いでしょう。
次に窓枠がさびている場合についてです。
家にあるもので窓枠のサビを落とすには歯磨き粉と歯ブラシが有効です。
さびがある部分を歯磨き粉をつけた歯ブラシで擦ってください。
歯磨き粉には研磨剤が含まれているため研磨剤の効果でサビが落ち窓枠自体をきれいにできます。
しかし、歯磨き粉は軽度なサビに有効で長年のサビは歯磨き粉だけでは落とすのが非常に難しいです。
そのような場合はホームセンターや100円ショップなどにおいてある、紙やすりがおすすめです。
比較的安価に窓枠のサビを落とせるためおすすめです。
紙やすりには目の粗さを示す「番数」がありますが、窓枠のサビには240番~400番ぐらいのものを使うと良いでしょう。
最後に「窓枠が歪んでしまっている」場合です。
窓枠自体が歪んでしまっている場合は一人の力ではどうにもできません。
業者を呼び窓枠の歪みを直してもらう必要があります。
しかし、家自体が歪んでしまっている場合は今動かない窓をなおしても他の窓がまた歪んでしまう場合もあるため建てて長い場合はリフォームや建て替えの一つのタイミングと考えても良いでしょう。
窓が固くて開かないとき賃貸の場合はどうする?
賃貸の場合も基本的には掃除とサビ取りが基本です。
先程ご紹介した歯ブラシでのサビ取りは賃貸でも問題ありません。
しかし紙やすりを使ったサビ取りは家やさびていないアルミサッシを痛めてしまう場合もあるため必ず管理会社や大家さんとの相談の上で行うようにしましょう。
アルミサッシを痛めてしまうと将来的にサビがつきやすくなってしまうのです。
また、強力なサビ取り剤も物によっては窓枠や家の素材を痛めてしまう可能性があります。
サビ取り剤を使う際にはしっかりと用法を守って注意して使うことが重要です。
良かれとしてサビ取りをしたらサッシも痛めてしまって修繕費用を請求されてしまうこともあります。
掃除やサビ取りなどをしても、窓が固くて動かない場合は管理会社や大家さんに相談してみてください。
まとめ
- 窓が開かないときはまずは掃除
- 築年数が長いと窓枠自体が歪んでいる可能性もある
- 掃除やサビ取りで解決しない場合は業者を呼ぶ
- 賃貸の場合はサビ取りは慎重に検討する
この記事では窓が固くて開かないときの対処法、その原因や賃貸の場合の対処法について詳しく解説しました。
窓が開かないと換気もできずに困ってしまいますよね。
スムーズに動かない窓を無理やり動かし続けると窓枠の金属を変形させたり、窓がレールから外れてしまいもとに戻せなくなることもあるため注意が必要です。
窓がスムーズに開かなくなったときは掃除とサビ取りをしてみてください。
基本的に掃除とサビ取りで改善されますが、それでも改善されなければ専門の業者を呼んでください。
また、日々の掃除で窓枠が固くて開かないということは基本避けられます。
ぜひ、日々の窓枠の掃除も怠らないようにしてあげてくださいね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません