お手伝いはお小遣い表がある方がおすすめ!

お手伝いにお小遣い表を取り入れると子どもが驚くほど前向きになります。
何より、自分から進んで動いてくれるようになるのが親として本当にありがたいんです。
我が家でも「お小遣い表」を取り入れてから家庭の雰囲気が良くなりました。
毎日少しずつでも努力が形になることで子どもたちの自己肯定感もぐんとアップ。
小さな成功体験の積み重ねが成長にもつながっていると実感しています。
親子の会話も自然と増え、笑顔があふれる時間が多くなりました。
この記事では、お手伝いにお小遣い表がある方がいい理由ややってはいけない注意点についてお伝えします。
さらに、年齢別の「お小遣い表の例」も実体験を交えてご紹介していくので参考にご覧ください。
お手伝いでお小遣い表がある方がいい理由

お手伝いにお小遣い表があると、子ども自身が「何をしたらどうなるか」が分かるようになります。
我が家の長女(小2)は、以前は「お手伝い面倒くさい」とよく言っていました。
お小遣い表を貼ってからは「今日これやったよ」と嬉しそうに報告してくれるようになったんです。
私が実際に感じた良かったことを3つ紹介します。
1つ目:お手伝いを見える化すると子供のモチベーションが上がる
子どもって、目に見えるご褒美があると不思議とやる気が出るんですよね。
お手伝い表に「お風呂掃除=10円」「玄関掃除=20円」といったふうに一緒にリストを作ります。
そうすると「よし、今日はこれとこれをやろう」と自分で考えて動いてくれるようになりました。
2つ目:自立心が育つようになった
お手伝いでお小遣い表を使うことで「自分で稼いだお金」とだんだん分かるようになってきます。
ゲームソフトを買うためにコツコツお手伝いを頑張る姿を見て、親としてちょっと感動しました。
3つ目:親から子供にありがとうが増える
お小遣い表があると親も子どもにちゃんと「ありがとう」と伝えるようになりました。
我が家では、お小遣いを渡す日は封筒に入れて感謝の気持ちを込めて渡す日にしているんです。
お手伝いでお小遣い表を使うと、単にお金を渡すだけじゃない思いやりを感じあうことができます。
お手伝いでお小遣い制にするときのやってはいけないこと

お手伝いをお小遣い制にするうえで、私が最初にやって失敗したことを3つほど紹介します。
特にやってはいけないことは、意識しておかないとせっかくの子供のやる気がなくなってしまいます。
1つ目:やらなくても責めない
以前、お手伝いを頼んだ時に子供が「今日はゲームしたいからやらない」と言ったんです。
とっさに「やらないなら、もう次もしなくていいよ」と言ってしまい子どもが落ち込んでしまいました。
お手伝いでお小遣い制にするなら、自分の意志で決めてこそのお手伝いなので強制しないことです。
2つ目:お小遣いの金額を気分で変えない
今日は気分がいいから気前よく100円、明日はケチって10円みたいなやり方はおすすめしません。
お手伝いでお小遣い制にするときは、金額を最初に明確に決めてできるだけブレないようにしましょう。
3つ目:兄弟で差をつけない
やってしまいがちですが、兄弟でお手伝いの内容が違っても金額のバランスには気をつけたほうがいいです
「なんで〇〇くんはもらえて私はもらえないの?」となると上の子のモチベーションが下がってしまいます。
お手伝いでお小遣い制をうまく続けるには平等がポイントになります。
お手伝いは年齢ごとに!幼児や小学生のお小遣い表の例

お手伝いは年齢に合わせてお手伝いの内容や金額を変えるのがベストです。
我が家では年齢別にお手伝いとお小遣い表を変えています。
幼児(3歳~6歳)向けのお小遣い表の例
- 箸やスプーンを運んでくれた → 5円
- ティッシュを取ってくれた → 2円
- お風呂の湯銭のフタを閉めてくれた → 3円
この年代はできたことを褒めることが最優先なので、金額は少なめで簡単なものにしています。
小学生(1年~3年生)向けのお小遣い表の例
- 食器を運んだ → 10円
- お風呂を洗った → 20円
- 机の上をきれいにふいた→ 10円
- 掃除機をかけた → 30円
この頃から自分で選んでやるスタイルにするとお手伝いがお金のためだけでなく、自分の役目だと実感します。
小学生(4年~6年生)向けのお小遣い表の例
- トイレ掃除 → 50円
- 料理の手伝い → 40円
- 洗濯物をたたむ → 30円
高学年になると難しめのお手伝いにもチャレンジしてもらいたいなと思っています。
お金の使い方についても、少しずつ勉強していってもらいたいですよね。
お手伝いとお小遣い表を上手に活用すると、子供が思いやりを持つようになりました。
今ではお小遣い表に書いていないことも手伝ってくれるようになり助かっています。
まとめ

- お手伝いにお小遣い表があると、子どものやる気が目に見えて変わる
- お手伝いでお小遣い制を導入する際は「罰金制」や「気分で金額変更」には気を付ける
- 兄弟間のバランスや公平さにも配慮する必要がある
- 「ありがとう」とセットで渡すお小遣いは、親子のコミュニケーションを深める
最初は「お金で釣るのってどうなんだろう」と正直迷いもありました。
とはいえ、子どもが積極的に動くようになり思いやりの気持ちも芽生えたのでやってよかった感じています。
親も子どもも一緒に学びながら成長できるのが、お小遣い表のいいところだと思いました。
ぜひ、この記事を読んでくださったあなたもお手伝いとお小遣い表を試してみてくださいね。
親も子どもきっと素晴らしい変化を感じることができるでしょう。
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